2009年07月18日

日曜講演のお知らせ

西本願寺聞法会館にて日曜講演のお知らせです。
御影堂内に装飾された蟇股彫刻の画題や彩色に用いられた多様な文様について、その由来・意味を解説します。

 日時:7月26日(日)10:00〜11:15
 場所:西本願寺聞法会館1階総会所
『御影堂内の装飾(彩色・彫刻)について』
 巨面美術研究所所長
 荒木かおり

posted by 川面美術研究所 at 23:17| 出版・放送・行事

2009年07月14日

お知らせ

 

去る平成21年7月9日、二条城二の丸御殿内でおきました障壁画破損事故につきましては、各方面の方々よりご心配をいただきました。

今回は当研究所が直接関わった事故ではありませんが、修理の為の取り外し作業中に起きた事故としてことの重大さを痛感しています。

保存の為の事業を行うなかで破損がおきる事はあってはならない事です。

 

今後の事業の取り組みにつきましても、これを機に一層身を引き締めて取組んで参りたいと所員一同決意を新たにしたところでございます。

ご心配・お励ましをいただきました方々には厚く御礼申し上げますと共に、今後ともよろしくご鞭撻の程お願い申し上げます。

 

 

平成21年7月13日

有限会社 川面美術研究所

代表取締役 荒木かおり

posted by 川面美術研究所 at 13:36| お知らせ

2009年06月25日

【重要文化財】 久世神社本殿 彩色・塗装修復完成


   DSC_6316.JPG

平成21年6月、久世神社の彩色・塗装修理が完成しました。
久世神社本殿 : 一間社流造、檜皮葺
京都府城陽市久世芝ヶ原
重要文化財久世神社本殿は、室町時代の身舎を今に伝え、以降幾度かの修理を経て現在に至ります(向拝は後補の可能性があります)。
昭和47年に前会長川面稜一が彩色修理を担当し、30年余りの年月を経て、幸運にも再び川面美術研究所が修復させて頂きました。

この度の修理は主に屋根替えと彩色・塗装の塗り直しです。

平成20年3月より彩色調査を開始。
彩色調査では、古写真(明治〜昭和初期)に写された旧彩色の状態を分析しつつ、風食などによる本体に残された彩色痕を記録しました。
今回では、明確な痕跡を確認出来ず、復原(現状変更)には至りませんでした。
また、傷んだ彩色・塗装面の掻き落としも行いました。

平成20年7月より本殿の彩色・塗装の施工を開始。
彩色・塗装調査で作成した原図をもとに施工しました。

平成21年3月より中門・透塀の彩色・塗装開始。
中門・透塀は未指定ですが、明治期の古写真にも写されていることから、江戸末〜明治初期頃に建てられたと考えられます。
今回は透塀も新調され、大変鮮やかに蘇りました。

計画から約1年半が経ちました。
久世神社様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。





posted by 川面美術研究所 at 21:33| 建造物装飾

2009年06月09日

季刊『せいてん』(本願寺出版社)掲載

季刊『せいてん』(No.87、本願寺出版社)に、川面美術研究所が修復にたずさわりました西本願寺御影堂の彩色補修についてを「御影堂にこめられた匠の技」として掲載していただきました。

約5年の修復をとおしてみた御影堂の彩色について、弊社所長荒木が諸先生方と対談した様子をご覧いただけます。

なお、続きは次々号(No.89号)にも掲載される予定です。

posted by 川面美術研究所 at 19:01| 出版・放送・行事

2009年06月01日

西本願寺新報(2009.6.1)

西本願寺新報の2009年6月1日号西本願寺御影堂の彩色修復作業を指揮した川面美術研究所所長・荒木を、西本願寺新報の記事で取り上げて頂きました。写真の背後に写るのは西本願寺書院「虎の間」の復元した竹の絵です。西本願寺新報.jpg
posted by 川面美術研究所 at 14:12| 出版・放送・行事

2009年05月11日

京都三条ラジオカフェ『きょうと・人・まち・であいもん』


●社団法人京都府建築士会によりますラジオ番組『きょうと・人・まち・であいもん』(FM放送局の京都三条ラジオカフェ)にて、荒木出演のご案内です。

 
2009年5月30日(土)15:00〜15:30
「ただいま参上」コーナー(5月の月間テーマ「職人さん」)
テーマ:「二条城障壁画模写事業」についてお話しました。

http://radiocafe.jp/



↑放送内容をお聞きいただけます。





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posted by 川面美術研究所 at 22:57| 出版・放送・行事

2009年04月14日

『府民だより』平成21年4月号(第336号)

『府民だより』平成21年4月号(第336号)の12面に、川面美術研究所が担当しております、都をどり舞台背景画の記事が掲載されました。「絵師」荒木(川面美術研究所所長)の舞台制作の様子がご覧いただけます。
posted by 川面美術研究所 at 20:01| 出版・放送・行事

2009年04月06日

第60回 京おどりのご案内

弊社では第60回京おどり「都風流輝燿花苑」(みやこふうりゅうきようのはなぞの)全七景の舞台背景の制作を担当しています。
 
第60回 京おどり
開催期間:平成21年4月4日(月)〜19日(日)
場所:京都・宮川町歌舞練場
 
情緒ある古都の四季をお楽しみください。ご観覧くださいますよう、宜しくお願い致します。
posted by 川面美術研究所 at 11:22| 舞台美術

2009年04月05日

『読売新聞』2009年3月5日夕刊4版


20090305

130年以上続く「都をどり」背景画制作に取り組む所長荒木の姿を、読売新聞に取り上げていただきました。
おかげさまで今年の都をどりは大盛況です。
ちなみに第8景は弊社が4年をかけて修復した、石清水八幡宮を画題としました。





posted by 川面美術研究所 at 18:21| 出版・放送・行事

2009年03月30日

第137回 都をどりのご案内

今年も4月1日より30日まで、京都・祇園甲部歌舞練場にて第137回都をどりが開演されます。弊社では、第1回より舞台の背景画を制作を担当しております。
今年は「水映桜花絵巻(みずえにはえるさくらのはなえまき)」がテーマです。
皆様ご観覧くださいますよう、お願い致します。



posted by 川面美術研究所 at 20:27| 舞台美術
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