カトリックヌヴェール愛徳修道会様からのご依頼で、
陶製著色聖母マリア立像及び木製台座の修理を行いました。
この御像は、弊社代表取締役 荒木かおりの母校である聖母学院に、
約50年前、フランスから持ってこられた御像であるそうで、
現在はヌヴェール愛徳修道会様が所蔵されています。
修理前の状態としては、全体にすすけたような汚れが付着し、
マリア像着衣の剥落や右足先の欠損、台座と像のぐらつきが見られました。
修理を行うにあたり、効果的であると導き出した仕様に基づいて
クリーニング、剥落止め、補作及び補彩を行い、
また台座と像の固定も強固にし、元のきれいな姿に戻りました。