2018年04月12日
4月15日放送 BS朝日「春の京都・眠れる秘宝2018〜探訪 非公開文化財〜」
2017年01月31日
1月23日 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演いたしました

2017年01月17日
1月23日放送 NHK総合テレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」
2017年01月10日
2017年1月3日付 『朝日新聞』連載 「京おんな流」

2016年09月05日
テレビ朝日「世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団」
2016年9月3日(土)18時56分〜20時54分、テレビ朝日「世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団」で、
弊社が長年取り組んでいる建造物彩色の技術が紹介されました。
2016年03月17日
『週刊トマト&テレビ京都新聞』に掲載されました
2015年11月06日
11/15 国際シンポジウムのお知らせ
第2回連続国際シンポジウム 「古代ローマの都市と建築:オスティアにおける都市,建築研究の最新動向」 | ||
オスティア・アンティカとローマ:その分かちがたい絆 | アレッサンドロ・ダレシオ博士 (ローマ考古学監督局) | |
川から海までの考古学的新収蔵品をめぐって −オスティア・アンティカ領域の地図を作るために− | マルコ・サンジョルジョ博士 (オスティア遺跡監督所) | |
オスティア遺跡 Domus della Nicchia e Mosaico の調査 (日本の文化財修理技術者の立場で) | 荒木かおり (有現会社川面美術研究所 代表取締役所長) | |
古代ローマ帝国の港湾都市ポルトゥスを掘る: その歴史と考古学研究のデジタル化 | グレイム・アール教授 (サウサンプトン大学) | |
スペース・シンタックスによる古代ローマの近隣関係: オスティアにおけるケーススタディ | ハンナ・シュティーガー博士 (ライデン大学) | |
The Dipinti Survey of Ambiente dei Sette Sapienti at Ostia Antica (prompt report) | 奥山広規 (広島商船高等専門学校 非常勤講師) 西山要一 (奈良大学名誉教授) 豊田浩志 (上智大学恭順) | |
(日時) 平成27年11月15日(日) 13:30〜17:00 | ||
(会場) キャンパスプラザ京都 第2会議室 | ||
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 TEL:075-353-9111 | *京都市営地下鉄烏丸線、 近鉄京都線、 JR各線「京都駅」徒歩5分 | |
(お問合せ先) 九州大学大学院人間環境学研究院 都市・建築学部門 堀賀貴 教授 〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 | TEL:092-642-3350(研究室) FAX:092-642-3353 E-mail: hori@arch.kyusyu-u.ac.jp |

2015年02月20日
石清水八幡宮 本社調査報告書
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2014年09月04日
平岡八幡宮の彩色修復工事(記者発表)

2014年08月12日
京都市文化観光資源保護財団の会報に寄稿文が掲載されました
2013年11月06日
両陛下の熊本城本丸御殿障壁画ご視察
天皇皇后両陛下は、平成25年10月26日(土) 〜 同月28日(月)第33回全国豊かな海づくり大会ご臨席と地方事情ご視察のため、熊本県へ行幸啓になりました。
そのご日程の一環として、弊社が復元の筆を執りました熊本城本丸御殿昭君之間障壁画ご視察の栄誉にあずかりました。
熊本日日新聞(10月28日夕刊)の記事を転載いたします。

2013年07月12日
文化財修理技術保存連盟 第2回全国研修大会

文化財修理技術保存連盟(文技連)は、文化財建造物に関する選定保存技術を保存する7団体で構成されています。
平成25年7月6日・7日の2日間にわたり、 第2回全国研修大会「技術の伝承」 ―ほんものをもとめて― がホテルルビノ京都堀川(京都市上京区)にて開催され、弊社も参加しました。
今回は一般参加も含め全国から関係者約180名が集まり、下記のプログラムで文化財修理に関するさまざまな問題について議論されました。
7月6日(土)
12:30 | 受付 | |||
13:00 | 開会(司会) | 日本伝統瓦技術保存会 | 竹村優夫氏 | |
13:00〜13:05 | 開会挨拶 | 文化財修理技術保存連盟 | 理事長 | 西澤政男氏 |
13:05〜13:15 | 趣旨説明 | 文化財修理技術保存連盟 | 副理事長 | 田中敬二氏 |
13:15〜13:40 | 来賓祝辞 | 文化庁文化財部 | 参事官 | 村田健一氏 |
京都府教育庁文化財保護課 | 課長 | 磯野浩光氏 | ||
(公社)全国国宝重要文化財所有者連盟 | 理事長 | 落合偉洲氏 | ||
(休憩) | ||||
14:00〜15:30 | 基調講演 | 元 近畿大学工学部建築学科 | 教授 | 櫻井敏雄氏 |
演題 「桃山様式はどのように成立したのか」 | ||||
(休憩) | ||||
15:45〜18:00 | パネルディスカッション | 「技術の伝承」 ―ほんものをもとめて― | ||
コーディネーター | 歴史的建造物修復建築家 | 村田信夫氏 | ||
パネリスト | 奈良県文化財保存事務所 | 猪又規之氏 | ||
(公財)文化財建造物保存技術協会 | 今井成享氏 | |||
(公財)和歌山県文化財センター | 多井忠嗣氏 | |||
(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会 | 村上英明氏 | |||
(一財)全国伝統建具技術保存会 | 高橋利幸氏 | |||
文化財畳保存会 | 佐竹真彰氏 | |||
18:00〜18:10 | 第1日目総評 | (公社)全国国宝重要文化財所有者連盟 | 事務局長 | 後藤佐雅夫氏 |
(休憩) | ||||
18:30〜 | 交流会(司会) | (特非)日本伝統建築技術保存会 | 松本高広氏 |
7月7日(日)
08:00 | 受付 | |||
08:30 | 開会(司会) | 全国伝統建具技術保存会 | 横田栄一氏 | |
08:35〜9:45 | アピール ―ほんものをもとめて― | 文技連加盟団体 | ||
(特非)日本伝統建築技術保存会 | 松本高広氏 | |||
(公財)全国社寺等屋根工事技術保存会 | 長崎眞知夫氏 | |||
全国文化財壁技術保存会 | 中島正雄氏 | |||
社寺建造物美術協議会 | 荒木かおり氏 | |||
(一財)全国伝統建具技術保存会 | 石山幸次郎氏 | |||
文化財畳保存会 | 磯垣昇氏 | |||
(休憩) | ||||
10:00〜11:15 | 分科会 | |||
第1分科会 「ほんものと技術の伝承」 | 座長:奈良文化財研究所建造物研究室 | 室長 | 林良彦氏 | |
第2分科会 「ほんものと社会」 | 座長:京都府教育庁文化財保護課 | 副課長 | 鶴岡典慶氏 | |
第3分科会 「ほんものと材料、道具」 | 座長:滋賀県教育委員会文化財保護課 | 主幹 | 菅原和之氏 | |
第4分科会 「ほんものと文化財保護」 | 座長:兵庫県教育委員会文化財課 | 課長 | 村上裕道氏 | |
第5分科会 「文化財修理の学術性」 | 座長:文化財建造物修復技師 | 鳴海祥博氏 | ||
(休憩) | ||||
11:30〜12:00 | 分科会の報告 | 上記座長五氏 | ||
12:00〜12:25 | 総評 | 文化庁文化財部 | 文化財調査官 | 西山和宏氏 |
岡山理科大学工学部 | 教授 | 江面嗣人氏 | ||
12:25〜12:30 | 閉会挨拶 | 第2回全国研修大会実行委員長 | 澤野道玄氏 |
2012年09月21日
『 家庭画報 』 2012年10月号掲載 二条城・二の丸御殿障壁画模写事業の現場

世界文化社発行『家庭画報』2012年10月号にて、二条城・二の丸御殿障壁画模写事業が紹介されましたので、お知らせいたします。
本誌と綴じ込み付録の2箇所にわたって、写真付きの記事が掲載されています。
『家庭画報』最新号の詳細は、下記ホームページを御覧ください。

2012年08月03日
朝日新聞出版 『週刊 日本の世界遺産&暫定リスト 14号』

朝日新聞出版 『週刊 日本の世界遺産&暫定リスト 14号 古都京都3』 (朝日ビジュアルシリーズ) にて、弊社代表取締役 荒木かおり の執筆した解説が掲載されましたので、お知らせいたします。
“復原修理で蘇らせる創建当時の「荘厳」” と題しまして、西本願寺虎之間障壁画および御影堂内部彩色の復原について紹介しております。
掲載誌の詳細は、下記ホームページを御覧下さい。

2012年05月18日
読売新聞 京を紡ぐ㉒模写画 荒木かおり“400年前の絵師と対話”

2012年4月17日読売新聞連載 京を紡ぐ㉒ において模写画が取り上げられ、弊社代表取締役荒木かおりが取材を受けました。
川面美術研究所が1972年から継続して取り組んでいる二条城二之丸御殿障壁画の模写事業を中心に、二条城唐門修復など弊社近年の仕事やこれまでの歩みについて紹介されています。
2011年11月24日
西本願寺鹿児島別院 第16期『ハートフル大学』第5回講演 「西本願寺の至宝とその保存について」

平成23年9月10日、弊社代表取締役の荒木かおりが、西本願寺鹿児島別院第16期『ハートフル大学』にて、「西本願寺の至宝とその保存について」と題して講演いたしました。
当日は275名もの参加をいただき、まことにありがとうございました。
西本願寺の至宝とその保存について
文化財修復という仕事を通じ、九州とは以前から深い関わりがありました。
ここから近くで言いますと、熊本城の本丸御殿大広間の若松の間と昭君の間にきらびやかな障壁画がありますが、その制作をさせていただきました。
他にも大分県にある、平安時代の建築で国宝の富貴寺大堂の壁画の現状模写を父が行い、その後を継いで私が復原をしました。
現在は大分県立歴史博物館に復元した大堂が展示されており、皆さんにも見ていただけます。
文化財の修理は、京都におりますと「ただ今文化財の修理中」といった看板もときどき見受けられますが、他の地域ではなかなかなじみがなく、いったいどんなことをしているのかわかりにくいと思います。
本日は京都・西本願寺を中心として、文化財をどのように修理・保存してきたかをお話ししたいと思います。
文化財の修理は、修理に携わる者にしか撮れない写真があったり、皆さんの目には絶対届かないような、天井の隅の方にあるものを見つけたり、古い人の墨書を見つけたりなど、そういう小さな発見が私たちの大きな喜びになっています。
また、文化財の修理にも種類がありまして、私は特に建造物の中の装飾の部分を担当しています。
装飾といいますと、神社の場合なら朱色に塗られた柱やその上にある彫刻に施された美しい彩色を建造物彩色といって、ご本山にもそういう装飾がたくさんあります。
その建物の中でも特に、絵の具を使って行う仕事を私の専門としております。
仏像の修理なども行いますが、主には建物に付随する装飾の修理をしております。
文化財の修復の仕事は祖父の代から数えて3代目になります。
祖父は法隆寺の金堂壁画の模写に携わり、父が富貴寺大堂壁画の模写や京都の平等院の壁画の模写を行ってきました。
祖父の代から、私にも古いものが好きな血が脈々と流れているようで、現在は京都・二条城二の丸御殿に多くのふすま絵がありますが、その復原模写の事業を昭和47年から始め、今もまだ終わっていません。
私のライフワークになりそうです。
さて、本願寺については、昭和55年に唐門の修復を行いました。
唐門は本願寺の南側にあり、美しい彩色彫刻が施されています。
一日中見ていても飽きないことから、「日暮門」とも呼ばれ、国宝に指定されています。
また、飛雲閣の三十六歌仙図の修復も手がけました。
飛雲閣は「金閣・銀閣・飛雲閣」といって、“京の三名閣”といわれます。
その飛雲閣二階の歌仙の間に美しい障壁画があり、これが三十六歌仙図です。柿本人麻呂や小野小町といった歌人が杉戸に生き生きと描かれています。
また、飛雲閣の隣には黄鶴台という浴室がありまして、こちらの絵画の復原もいたしました。
そして本願寺で一番大きな建物である御影堂にある装飾の修復を平成13年から17年にかけて行いました。
北能舞台に描かれている板松のCG復原や、経蔵の中に収められている仏像の彩色の修復、大谷本廟にある二天像の修復もさせていただきました。
最近では、平成20年から23年までは白書院・虎の間の修復を、4月から始まる大遠忌法要に間に合わせるよう、みんなで力を合わせ、なんとかことしの3月に終えたばかりです。
このように、私は傷んだ文化財を修復していますが、そもそもなぜ彩色に傷みが発生するのでしょうか。
こういった杉戸絵は木地といって、木の上にまず墨で下書きをします。
それから胡粉という白い顔料を乗せ、その上から岩絵の具という鮮やかな絵の具を塗ってできています。
しかしそこに雨や風、紫外線が当たると、顔料の弱い所、特に白は日光に弱いのでとれていきます。
上から順に傷んでいき、木地もだんだんと痩せていきます。
非常に強い墨であっても、最後は木地だけになってしまうんです。
すると絵の具の塗られた所とそうでない所に凸凹ができるんですね。
その痕跡を拾っていくことで、ここに絵があったということがわかってくるんです。
凹凸を確認するためには特殊な光を当てます。
通常の光を当てて見ると、ぼんやり何かあるかな、という程度なんですが、斜光ライトという特殊なライトを当てることで木の凸凹がはっきりと浮き上がり、何が描かれていたのかが見えてくるのです。
我々はそれを手がかりに修復作業を進めていきます。
この方法で、三十六歌仙杉戸絵も修復を進めていきました。
文化財の修復は多くの人から注目されていますし、監督する人もたくさんいます。
また、何かを修理するときには必ず国の文化庁に許可をもらわなければなりません。
例えば国宝は柱一本動かすにも許可がいります。
そういうこともあり、絵画を修復するときも、なんらかの根拠、誰が見ても納得できる復原根拠を持たないと許可が下りません。
許可を取るため、私どもは文様の解析と分析に非常に情熱をかけて仕事をしています。
御影堂についてですが、まず正面に、通称『水噴きのイチョウ』という天然記念物があります。
本願寺が火事になったとき、このイチョウが水を噴き、火を消して御影堂と阿弥陀堂を守ったと言われています。
しかしこの木の存在が、御影堂修復をさらに困難なものにしました。
修復の際、御影堂や隣接する阿弥陀堂などを守るため、御影堂全体をすっぽり覆う「素屋根」をかけるんですが、イチョウの木が傷つかないように、また国宝の黒書院が傷つかないように、素屋根の設計をずいぶん苦労して設計されたそうです。
御影堂内部の修復は、50年前の大遠忌法要の際に修理された部分を生かしながら、要所をクリーニングする方法をとりました。
ご本山としては金箔を全て張り替えるので、彩色もきれいで鮮やかなものにしてほしいとのご要望でした。
しかしこれに対して文化庁はなるべく保存をしなさいという指導でした。
本願寺と文化庁の考えが正反対なんですね。
ですので、先ほど述べたような、両者の意見の間を取るという苦肉の策をとりました。
そうやって準備段階だけでも多くの苦労があり、この大事業が進められていきました。
私が本山で一番好きな彫刻に、内外陣境の十組の牡丹の木鼻彫刻があります。
これは僧侶がおつとめをする内陣と、一般の方がお参りする外陣のちょうど境の上の方にあります。
照明があまり当たらないので見えにくいかと思いますが、この牡丹がそれぞれに違うんです。
どう違うのかといいますと、北から正面へ向かうにつれて、牡丹の花が咲いていくんです。
そして正面から南に向かうにつれてしぼんでいく。
こういうなんとも心憎い演出がされていました。
こういった遊び心のある彫刻は本願寺では珍しく、これを見たときは「この仕事をしていてよかったなあ」と幸福を感じた瞬間でした。
では、今の御影堂ができたその時代、本願寺はどのように発展していったのでしょうか。
戦国時代、石山本願寺が現在の大阪城付近にあるころ、織田信長との争いで本願寺のほとんどが焼失してしまいます。
それ以降、本願寺は現在の和歌山、大阪の貝塚、天満と移転していきます。
その翌年には現在の地である京都・七条堀川の地を豊臣秀吉が与え、本願寺は京都へ移ります。
阿弥陀堂は新築され、御影堂は天満から移築されるのですが、慶長元(1596)年に、大地震によってそのほとんどが倒壊します。
しかしすぐに再興し、2年後には御影堂が上棟します。
それからも対面所を作るなどして境内の整備が進んでいきますが、元和3(1617)年、今度は火災によって唐門と鐘楼を除いたほとんどの建物を焼失してしまいます。
すぐに仮堂を再建しますが、このときに徳力善宗という人がふすま絵を描いています。
そして寛永元(1624)年に顕如上人33回忌に合わせて対面所を再建します。
上段の間に、金を使った障壁を描いたとの内容が古文書に残っています。
これは狩野派の絵師、渡辺了慶が描いたのではないかと言われています。
本願寺が京都に移ってきたころは、南蛮寺というキリスト教の教会が各地にでき、京都にも勢力を伸ばしていました。
全国にキリスト教徒が60万人いたとも言われています。
そしてこの時代の文様を見ていきますと、南蛮ものが非常に多いんですね。
これは私見ですが、キリスト教勢力の拡大を恐れた秀吉は、1589年に京都の南蛮寺の焼き討ちをし、その2年後、本願寺に七条堀川の地を与えています。
もしかしたら秀吉は、拡大し続けるキリスト教勢力に対抗できるのは、戦国大名と肩を並べるほどの勢力を誇った本願寺しかないと思ったのかもしれませんね。
いずれにしても、さまざまな苦難を乗り越えて、本願寺は京都の地へと帰る願いを果たしたということです。
…以下省略
2011年07月07日
第1回 文化財修理技術保存連盟全国研修大会 ―技術の伝承―
平成23年7月3日〜4日の2日間にわたり、ルビノ京都堀川(京都市上京区)において、文化財修理技術保存連盟の初の全国研修大会が開催され、弊社も参加いたしました。
↑ 京都新聞 平成23年7月4日
第1日目午前は、来賓の村田賢一氏(文化庁文化財部参事官)、磯野浩光氏(京都府教育庁指導部文化財保護課長)、落合偉洲氏(社団法人全国国宝重要文化財所有者連盟理事長)の御挨拶、さらに伊藤延男氏(東京文化財研究所名誉研究員、神戸芸術工科大学名誉教授)の「建築は総合的な芸術・技術」と題した基調講演がありました。
午後は、コーディネーターに村田信夫氏(OFFICE萬瑠夢代表者)、パネラーに鶴岡典慶氏(京都府教育庁指導部文化財保護課文化財専門技術員)、西澤政男氏(日本伝統建築技術保存会会長)、荒木かおり(社寺建造物美術協議会副会長)、佐藤治男氏(全国文化財壁技術保存会会長)を迎え、「技術の伝承 ―日本の伝統技術―」をテーマに充実したパネルディスカッションとなりました。
第2日目は、はじめに加盟団体より各活動の発表がありました。
文化財修理技術保存連盟 加盟7団体
● 特定非営利活動法人 日本伝統建築技術保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 日本伝統瓦技術保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 公益社団法人 全国社寺等屋根工事技術保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 全国文化財壁技術保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 社寺建造物美術協議会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 全国伝統建具技術保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
● 文化財畳保存会 (文化庁選定保存技術保持団体)
それに続き、「後継者の育成」「技術の向上」「原材料について」の各テーマで分科会を設け、議論を深めました。
第1室 司会進行 村上裕道氏(兵庫県教育委員会文化財室文化財室長)
第2室 司会進行 林 良彦氏(奈良県文化財研究所文化遺産部建造物研究室長)
第3室 司会進行 鳴海祥博氏(和歌山県文化財センター参与)
最後に、江面嗣人氏(岡山理科大学工学部建築学科教授)、後藤佐雅夫氏(社団法人全国国宝重要文化財所有者連盟事務局長)の総評を得て、閉会となりました。
2011年05月30日
「こころのふるさと 御影堂」(本願寺出版社)

浄土真宗本願寺派本願寺では、今年の親鸞聖人七百五十回大遠忌に向けて、御影堂の平成の大修復が実施されました。
川面美術研究所は、その平成十一年より十年間におよぶ重要文化財御影堂保存修理工事の中で、彩色工事として御影堂内部彩色の補彩を担当させていただきました。
このたび、「こころのふるさと 御影堂」(本願寺出版社)において、弊社修理の概要だけでなく、修理の過程で判明した御影堂特有の彩色技法や文様について、豊富な写真とともに御紹介いただいております。
本書の詳細は、下記本願寺出版社HPを御覧ください。
http://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html?icd=978-4-89416-723-0
2011年05月27日
黒田正子氏著『いまどき京都職人カタログ 京都に住んで京都で働こう!』(武田ランダムハウスジャパン)掲載

黒田正子氏著『いまどき京都職人カタログ 京都に住んで京都で働こう!』(武田ランダムハウスジャパン)に弊社所長荒木かおりを「絵師」として紹介していただきました。
京都ならではの「絵師」の仕事を、弊社が携わってきた舞台美術や文化財修復の仕事を通して紹介されています。
詳しくは下記HPをご覧ください。
http://www.tkd-randomhouse.co.jp/books/details.php?id=1004
2011年05月26日
奈良女子大学 シンポジウム「墨と膠」


平成23年5月21日、奈良女子大学古代史・環境史プロテオミクス研究創成事業本部主催のシンポジウム「墨と膠」において、弊社多田牧央が「川面美術研究所と膠」と題して講演いたしました。
川面美術研究所が平成13年度より取り組んできた膠に関する調査研究(和膠の製造実験、膠の成分分析と物性測定、膠に関する文献調査)の概要とその成果の一部を紹介。
さらに「三千本膠」という名称の由来に関する考察や、江戸時代から今日まで日本絵画に用いられてきた膠の種類や膠の調製法の変遷について発表いたしました。
2010年08月26日
『なごみ』2010年9月号

雑誌記事掲載のお知らせです。
詳しくは淡交社HPをご参照くださいませ。
http://www.tankosha.co.jp/cgi-bin/bookdetail.cgi?pc=0000090031-201009
2010年07月06日
塔に誘われて ― 国宝 浄瑠璃寺三重塔 ―


国宝浄瑠璃寺三重塔の彩色保存修理のお知らせです。
企画展『塔に誘われて』
会期 平成22年7月10日(土)〜8月22日(日)
8月7日(土)午後1時30分より、同所にて
多田牧央(弊社保存修復主任)
「塔の内部彩色について 〜浄瑠璃寺三重塔を中心に〜」
というテーマで講演もございます。
↓京都府立山城郷土資料館↓
http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/
2010年05月14日
ハイビジョン特集 銀閣 〜解き明かされる500年の謎〜
放送局 NHK BS-Hivision
2010年02月11日
【国宝】浄瑠璃寺三重塔初重内部壁画・彩色の公開

平成21年から実施されている国法浄瑠璃寺三重塔保存修理工事にあわせ、現在浄瑠璃寺境内にて三重塔初重壁画写真パネルおよび初重天井の一部実物が公開されております。
毎日午前10時から午後4時まで
ただし法要・行事のため公開できない場合があります。
境内本堂にて三重塔天井小組および折上実物展示
2010年01月17日
MBS毎日放送『美の京都遺産』/禅林寺(永観堂)阿弥陀堂について
MBS毎日放送番組「美の京都遺産」にて、弊社が平成18年より取り組んでおります、永観堂の阿弥陀堂修復の様子をご覧いただけます。
記
放送日時 : 1月24日(日)あさ6:15〜6:30放送
番組名 : MBS毎日放送『美の京都遺産』
テーマ : 「永観堂の彩」
2009年12月07日
本願寺御影堂平成大修復『季刊せいてん』89号
本願寺御影堂平成大修復完成記念座談会のお知らせです。
『季刊せいてん』第87号(2009年6月)「御影堂にこめられた匠の技」の続きとして、
『季刊せいてん』第89号(2009年12月)「御影像を中心とした建築様式」
が刊行されました。
対談参加者:岡村喜史氏(龍谷大学文学部教授)、白石悦二氏(京都府教育庁指導部文化財保護課)、宇佐美直秀氏(宇佐美松鶴堂代表)、荒木かおり(川面美術研究所代表)
* * *
下記リンクをご参照ください。
↓『季刊せいてん』↓
2009年09月04日
西本願寺御影堂平成の大修復番組
弊社が担当しました彩色修復の様子をご覧頂けます。
『世界遺産・西本願寺 10年大修復 〜前編 巨大建築への挑戦〜』
●後編番組タイトル(予定)
『世界遺産・西本願寺 10年大修復 〜後編 よみがえる美の殿堂〜』
●本放送予定日: (いずれもBS−hi)
前編 9/5(土) 20:30〜22:59
後編 9/12(土) 20:30〜22:59
※本放送後1週間、NHKオンデマンドで見逃し番組配信予定
●再放送予定日:(いずれもBS−hi)
前編 9/11(金) 22:30〜23:59 後編 9/18(金) 22:30〜23:59
●再々放送予定日:(いずれもBS−hi)
前編 9/22(火) 11:00〜12:29 後編 9/22(火) 12:30〜13:59