2013年04月10日

木像初代通圓座像および厨子の修復

設置後.JPG 修復前 通圓像.JPG 修復後 通圓像.JPG厨子.JPG復原図1.JPG
店内安置の様子
 修復前 通圓座像
修復後 通圓座像
 修復後の厨子
 厨子彩色復原図



株式会社通圓(京都府宇治市)所蔵の 木造初代通圓座像および厨子 の修復が完了しましたのでお知らせ致します。


平成242月に開催された第七回文化財ドックを通じて、株式会社通圓の通圓亮太郎様よりご相談を受けました。

株式会社通圓は平安時代末永暦元年(西暦1160年)創業で、現在も宇治橋の東詰で営業されている宇治茶の老舗です。

通圓像は源頼政と初代通圓の主従関係を物語った狂言「通圓」の舞姿を第七代目通圓と交流のあった一休宗純が制作したと伝えられています。


今回、通圓像は彩色保存処置と木部修理、厨子は彩色・木部・金具・漆の各補修と彩色調査を実施いたしました。

クリーニングで後世に塗られた古色を丁寧に取り除いたところ、通圓像・厨子ともに当初の彩色が判明しました。


株式会社通圓様、公益財団法人京都古文化保存協会様には大変お世話になりました。
また厨子の補修に関しましては、伸和建設株式会社様、株式会社森本錺金具製作所様、株式会社さわの道玄様にご協力いただきました。
御礼申し上げます。
ありがとうございました。


通圓像と厨子は通圓様の店内でご覧いただけます。

詳しくは下記HPをご参照ください。


株式会社通圓オフィシャルホームページ http://www.tsuentea.com/






posted by 川面美術研究所 at 00:00| 美術工芸
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