2010年11月13日

【京都府指定文化財】 禅林寺(永観堂)阿弥陀堂 竣工のお知らせ



禅林寺外観正面.jpg

禅林寺(永観堂)阿弥陀堂の彩色・塗装工事が完了いたしました。
禅林寺 阿弥陀堂 : 桁行七間、梁行六間、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺

京都府京都市左京区永観堂町
大阪四天王寺から移築された、慶長12年(1607)当時の姿に復原すべく、弊社が調査と施工に約5年間をかけた大事業でした。
昨年までに内部修理を終え、本年度は外部彩色・塗装が仕上りました。
禅林寺様、ご参拝の皆様には長い間ご迷惑をおかけしました。

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11月からの寺宝展に合わせ、色鮮やかに蘇りました阿弥陀堂の姿をご覧いただけます。
今年の永観堂は、有名な紅葉と、この阿弥陀堂がもう一つの見どころですので、みなさまぜひ、お参りくださいませ。






posted by 川面美術研究所 at 12:00| 建造物装飾
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